電話でSMやイメプ
ツーショットダイヤルを語るにあたって避けて通れないのがテレフォンセックスです。
ダイヤルQ2が始祖であるツーショットダイヤルダイヤルQ2はNTTが提供していた課金上限3分300円(1分100円くらいの利用料金はこの名残)の有料電話情報サービスで、1989年7月から2014年2月28日まで存在していたが1992年には規制によりQ2からツーショット業者が消えた。は、もともとテレフォンセックスする為のシステムだったと言っても過言ではありません。
出会いの部分はむしろNTTの伝言ダイヤルの悪用によって広まったものであって、どちらかというと本家ではなく分家なのです。
しかし、パソコンがあれば無料モロ動画を誰でも簡単に見られる現代において、顔が見えない相手との、しかも電話での性行為の需要はあるのだろうか…いや、既にそんな電話はQ2のサービス終了と共に終わっているのではないか…と思う方もいらっしゃると思ういますがそれが大間違い!
普通のテレフォンセックスだけでなく、SM・イメプまで電話でしてしまう人たちが、年間約36,000人以上(※)も居るのです。
ここからは想像になってしまいますが、もともとSMやイメプというのは精神的な部分に依存する割合が高いというか、美しい女とのセックスとかそのようなベクトルの遊びではありません。
いかに自分を開放できるか、開放した相手を受け止められるか、という点が最重要なので、目の前に生身があるとか無いとかにはそれほど拘らないマニアが多いのではないでしょうか。
また、一般的に大きな声で言える趣味ではないので、顔が見えない方が都合良い場合も多いでしょう。
「会社経営者や管理職がイメプ店に行ったら、従業員や部下がバイトしていた」なんて事は無さそうで実は可能性としては大いに有るです!
電話でのイメプなら99%バレないので、それは電話でのSM・イメプ市場が10年以上も衰退していない理由のひとつであると言えるでしょう。
更に、電話さえあればどこでもプレイ可能である点も見逃せません。
電話SMに慣れてしまうと出張中のビジネスホテルなどでもSMプレイをしてしまうといいますし、極端な例だと、自分の家ではできないので、出張先のビジネスホテルで電話でのスカトロプレイを楽しむ猛者もいるようです。
スカトロは行き過ぎ感が否めませんが、SMやイメプなら試してみる価値があるかもしれません。
※2017年7月、SM、イメプのエクスタシークラブの利用者数です。